ころころコロッケ奮闘記。

１１月２７日（木）　ころころコロッケ奮闘記。

糸石家では、毎週月曜日と木曜日にコロッケを作っています。始まりは、かまぼこ屋には大きな蒸し器があるので、幼い頃、母が作ってくれた「美味しかったコロッケを作る」そんな安易な考えで、１０年前からスタートしました。ただし、手作りにつき数を決めて、２時間以内で作れる程度で、これが１０年間続いた理由かもしれません。 

ところで、そのコロッケとは、、、、シンプルなお味のまんまる型。 

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

蒸したジャガイモに炒めたタマネギ、にんじん、ひき肉を混ぜこんだ生地に塩コショウで味付けをして、、、。まんまるに手で握る。母が教えてくれたコロッケ　１ケ１２０円。実はこのコロッケには松合食品のフルーツソースがよく合うのです。

数に限りがあるせいか午前中に予約が入り、多い日は予約だけで完売いたします。本日は、朝からの予約で大忙しでした。１１時までに７５個の予約が入り、チーズ揚げのリクエスト（多量）も重なりてんてこ舞いでした。不思議なもので、忙しい日は注文が幾重にも重なります。大変有難いのですが、溜息をつきながらひとつひとつの注文を片づけていきます。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

ご予約をいただくとご来店の時間に合わせて揚げたてをお出ししています。夕方のご来店も朝からご予約いただくと生地を取っておくのです。

数年前から、お土産にも使っていただけるようになりました。水道中のセレクトショップ”ゆかし”さんのも同日に置かせていただいています。そんな訳で、特に木曜日の午前中は大忙しなのです。配達の頃には、お腹が空き過ぎて、”ゆかし”さんの七城米のおにぎりをいただいて帰ります。これが、本当に美味しいんです。私のささやかな楽しみです。たぶん、私がおにぎりを喜んで食べるように　お客さまは、私のコロッケを求めていただいているのだと、、？そう思うと嬉しくて疲れてなんていられないようです。また、また、感謝です。「ありがとうございます。」

　　　　　　　　　　　　　　　　　

キラキラ七城米のおにぎり。早朝より、オーナーのまきちゃんが丁寧に握ります。

そう言えば先日ゆかしに配達に行ったときに　同級生のカニちんと２０数年振りに再会しました。カニちんは、カリスマ美容師で並木坂に自分のお店を持つオーナーでもあるのです。昔、東京の有名店で修業していた頃、ジャニーズ系のアイドル御用達で、モッくん（本木雅弘）などのシャンプーをしていたと...噂に聞いたことがありましたが、本人と再会すてみるとカニちんは、お洒落でカッコ良かった。学生時代フォークソングクラブに所属していてカッコ良く、ギターを弾いて歌っていた姿を何故か思い出してしまいました。こんなにカッコ良くいれるのは、彼女の努力で、きっと人より沢山頑張ってきたからだと思います。今年は、同級生たちとの再会で、私も沢山のパワーをいただきました。みんな頑張っているから私も頑張れるような気がします。

　　　　　　　

いつも配達で通る博物館の横にある銀杏の木。知らないうちに冬色に模様替えしていました。もっと周りを見なけば....。大切な景色や物を見落とさないように....。