凸凹二人の旅② ゲゲゲ~出雲 [旅のお話]
1月10日(日) 凸凹二人の旅② ゲゲゲ~出雲
どんよりと雲が覆う境港の朝、軽く朝食を済ませて まず魚市場を見に行くことに。。。
境港と言えば”松葉がに”。この港で上がったものしか”松葉がに”とは名乗れない。
”松葉がに”の証は、手に付けられたタグ。このタグがないものは、ズワイがにと呼ばれているのです。数年前、北陸を旅した時にズワイガニを食べ過ぎて以来、カニ類はどうしても食べたいものに入らなくなってしまいました。(かにの刺身は別ですが...)
市場内でも魚を隅から隅まで見ているKUNI。
気になるアオキスと白いかの干し物、それに従姉のきよちゃんに前々から頼まれていた”煮干いか”鳥取名物の大きい竹輪の”あご野焼き”をゲット!。
いよいよ境港の名所、”水木ロード”を歩くことに、
水木ロードとは?...境港出身の漫画家”水木しげる先生”の人気漫画”ゲゲゲの鬼太郎”のキャラクターたちのブロンズ像やオブジェが(100体位)、駅前から続く商店街(500m位)に沢山並べられています。商店街のお店には、妖怪グッズやお菓子等が販売されています。商店街の端には、”水木しげる記念館”や”妖怪神社”などがあり、街中が妖怪の世界になった名所です。昨年で来場者がナント1000万人を突破した凄い観光地でもあるのです。今年の春には、水木先生ご夫妻(ご健在)をモデルにしたドラマ”ゲゲゲの女房〇〇”がNHKであるそうです。ちょっと楽しみです。
駅前には、鬼太郎、ねずみ男、目玉おやじ、に囲まれた水木先生執筆中。
通りで見つけた”目玉おやじ”
熊本出身の”一反木綿”も見っけ。
”こなき爺”はここに居た。
”ねこ娘”は怒っています。
”ねずみ男”とKUNI。
”鬼太郎”とTAMA。
人気の飴は、金太郎飴風に。。。
KUNIの初詣は、妖怪神社でした。
動く目玉おやじのいる”妖怪神社”。来月鬼太郎ファンのカップルが結婚式を挙げられるそうです。
”水木しげる先生”の像に嬉しい言葉が、、
「なまけ者になりなさい。」ナントも嬉しい水木先生からのお言葉。この言葉を人生で疲れた時は思い出したい。
境港名物の”マグロバーガー”は絶品でした。
最近ブームのご当地バーガー。マグロのすり身を使った”マグロバーガー”600円は、想像以上の美味しさでした。
小雨降る”水木ロード”を十分に楽しんだあとは、次の目的地、出雲大社へ、島根県松江市にある”宍道湖”を見ながら進みます。
シジミで有名な宍道湖。湖の大きさにビックリしながら、初めて見た野生の白鳥にビックリしながら、目的地を目指します。
出雲での昼食は、”出雲そば”。有名店はすでに行列ができています。
参道から少し入り込んだ地元の人気店”かねや”そばなのに以外と時間がかかります。日頃待つ事に慣れていない私たちには、辛いものがありますが、せっかくここまで来たのだから、食べてみたい。そう考えると待てるのです。待つこと1時間、中に入って更に30分。
店内での待ち時間、壁に掛けれれた有名人のサインを見てビックリ!地元出身の”竹内まりやさん”をはじめ、”黒柳徹子さん””岸恵子さん”里見浩太郎さん””仲代達矢さん”大滝秀次さん””室井滋さん”他大物揃いです。食べる前から期待大でした。やっとありつけた割子そばのお味は....?少しかためのそばが何とも美味しい長時間待つ価値のあるお味でした。KUNIは5段、TAMAは4段、もっと頼めばよかったと少し後悔。
食事の後は、出雲大社に参拝。
明日は成人式、振袖姿も参拝者が目立ちました。さすが、全国で名立たる縁結びの神様、敷地の広さと格式の高さが鳥居を見るだけで違います。ここに立つだけで、心が洗われるようです。
旅行のパンフレトッにもよく使われている本堂のしめ縄。大きさにビックリです。
神楽苑のしめ縄に小銭を投げて刺さると円が結ばれるのか?皆さんがされていたので私たちも挑戦しましたが、KUNIは、力まかせに投げるので、1回でOKでした。今回の参拝はお友達の代行で、「シングルの皆さまに素敵な出逢いがありますように...」
参拝後もイカ焼きを食べていたKUNI。
広い敷地内を歩くとお腹も減ってくるもの。おそばがサッパリ系だったので、パンチのあるイカ焼きを食べる。
次の目的地は温泉。途中、日本海が見えたので竿を出してみる。
「ちょっとだけ、投げてくるけん。メバルのおるごたっ。」
日本海でどうしても何か?釣りたかったそうです。でも何も釣れませんでした。
日も暮れてやっとたどり着いた目的地の温泉。
数年前に世界遺産に認定された”石見銀山”の近く(海沿い)にある”ゆのつおんせん”。鄙びた小さな温泉街ですが、泉質が過去全国1位に選ばれた隠れた名湯だそうです。
温泉街の中にある立ち寄り湯”湯薬楽”300円。番台に座る女将さんの説明を聞いて入ると納得、源泉をそのまま汲み上げているので44℃と熱いのですが、まずは42℃の所で身体を慣らして入ると気持ちが良いのです。ついでにオススメの源泉を飲む(塩分と鉄分と硫黄の味でかなり飲みにくい)と胃腸がスッキリ、身体は翌日までホカホカ、古い温泉でしたが、前日からの疲れが嘘のように取れています。本当に極楽、極楽気分でした。
今夜の宿は広島、高速道路を使い夜の街”広島”へ向かいました。
つづく......。
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