”サプライズ鍋”ストーリー。 [糸石家ものがたり]
3月20日(土) ”サプライズ鍋”ストーリー。
春のお城まつりが本日からスタートしました。来春、開通する九州新幹線のキャンペーンでスタートした”くまもとサプライズ”(小山薫堂さんプロデュース)ワクワク企画が盛りだくさんです。
初日、お城まつりの会場で、県内の食材を使い作った”サプライズ鍋”を330名に振舞う。全ては、この一杯の鍋のために約40日前から関係者は動きだしていたのでした。
”サプライズ鍋”馬のスジで出しを取り、県産の野菜と馬肉、それにきんちゃくを入れた美味しい鍋でした。桜の形をしたカマボコ(ハズレ)も糸石家のものを使っていただきました。
小山さんの発案で、鍋に入れるカマボコに当たりを入れる。そこで、糸石家の出した答えは、「焼印で当たりマークを入れて具材のきんちゃくに入れては...?」
しかし現在、熊本市内には、焼印を作る職人が居ません。遠方に頼むと高いコストと時間がかかるのです。そこで結論、焼印は、手先が器用なKUNIが作るしかない。それもアルミに手彫りする方法しかなかったのです。試行錯誤しながらどうにか完成。
次はカマボコに焼印を押して 当たりを作る。
きんちゃくの中に入れる当たりのカマボコ。ちなみ11名の方に当たりが入っています。
今回、お世話になった”藤本さん”。何度も打ち合わせに来ていただきました。
熊本県地域振興部 新幹線元年戦略推室 主事の藤本さん。イケメンで温厚な性格は、女性職員にかなり人気があるのでは?obasannはそんな事まで考えてしまうのです。試食会をして改良して本番に臨みました。
そして3月20日、本番を迎えました。
お城の桜は3分咲き。幼い頃、姉とよく遊びに来ていた二の丸公園、毎日のように車で通りますが、歩くことは最近では珍しいのです。
会場入り口で、看板を発見!
鍋の具材”きんちゃく”とは...?
あげの中にもち米と赤米を混ぜて炊いたもののと県内の名物食材を入れて完成。その種類11種。一杯に一個入れてあります。何が入っているか?はお楽しみ。
美味しいサプライズ鍋は、人吉の”ひまわり亭さん”が作られました。
今回の鍋を作られた”ひまわり亭”の皆さん。前日、下ごしらえしたものを当日、この大鍋で煮込んでお客さまに出されたのです。お客さまへは、蒲島知事が手渡しされたそうです。
配布終了後、関係者に渡されたサプライズ鍋。この時初めていただきましたが、想像以上の美味しいさに感動してしまいました。これは、330名の方々も喜ばれたことでしょう。
沢山の方の思いと技術と時間が込められた”サプライズ鍋”は、本当に美味し一杯でした。微力でしたが、このプロジェクトに参加できて良かったとつくづく思いました。お城の近くに生まれて またひとつ良い思いでが増えました。関係者の皆さまに心から感謝いたします。
PS.会場で見つけた”くまもとサプライズ”の和タオルは..?
スザンヌ宣伝部長のイラストとキャラクターのくまモンとロゴの入った可愛いタオル。入り口でアンケートに答えた方にプレゼントされたそうです。
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