ありがとう!県民百貨店。 [独り言]
ありがとう!県民百貨店。
今日から3月。昨日、地元のニュースで何度も流れていたのは、県民百貨店の最後の営業(閉店)。桜町は家から近かったせいか、幼い頃からちょくちょく遊びにきていた思い出の沢山詰まった場所。最後のシャッターが閉まる瞬間 思わず涙がこぼれ落ちてしまいました。
そんな県民百貨店へ 先週、最後のお買いものに行って来ました。
交通センターの階段を下りると、ちょうど泉の広場前でシンガーソングライターの舞花ちゃんのライブが開催されていました。
熊本出身の舞花ちゃん。2年振りに聞いた生歌はやはり心に沁みるいい曲ばかり。舞花ちゃんが高校時代毎日通った交通センターも3月末に閉店と言うことで、センタープラザのCM曲をみんなで大合唱。
ライブの後は、県民百貨店の地下へ
糸石家を始めてから、本当にお世話になった千代子さんと美智子さん。最後に見る制服姿を。お二人にお礼とご挨拶を..。出る言葉は、「寂しいです。」ばかり。美智子さん(右)は、岩田屋伊勢丹時代からここで働いていたと聞き、懐かしい思い出話しに花が咲き。
食品担当マネージャーの長尾さんにもお世話になりました。
館内を歩くと沢山の知り合いの方とお会いました。みんなそれぞれの想いを持って最後のお買いもの。
昭和48年に岩田屋伊勢丹としてオープンした時、私は小学2年生でした。ここは週末に母が連れて来てくれた楽しみの場所。外が見えるエレベーターが珍しくていつも必ず一番奥に乗っていました。夏休み?に8Fで開催された恐竜展は凄い人出で、8F~1Fの階段まで長蛇の列。日曜日に時々開催されていたアイドルの歌謡ショーにも足を運んでいました。まだ、ミスタードーナツが店舗のない時代に 地下の隅でワゴン販売をされていて、そこで、初めてフレンチクルーラを食べた時の感動は今でも忘れられません。
店を始めてからも催事に呼んでいただいたり、毎年秋に開催される”大にぎわい市”は県民百貨店の前の道が歩行者天国となり、沢山のスタッフの方々が来てくれました。沢山の出会いがあった分、寂しさも増しますが、また何時か、何処かで、皆さまにお会い出来る時を楽しみに....。
秋から再開発のため解体が始まるようですが、新しい商業施設が出来ても忘れられない。。もちろん、最後に思い出のエレベーターにも乗ってきました。
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