”高橋邦弘の蕎麦の会”で神様の蕎麦を食す。 [ヌードル]
"高橋邦弘の蕎麦の会”で神様の蕎麦を食す。
一度は食べてみたかった蕎麦の神様と呼ばれる高橋さんの蕎麦。北広島の山麓で週末だけの店を営み。平日は弟子に蕎麦打ちの指導を行う。この高橋さんの存在を知ったのは、昨年NHKのプロフェショナルを見たときの事でした。
番組のエンディングで恒例の「プロフェショナルとは?」の問いに高橋さんは...「自分をプロフェショナルと思ったら、それで終わり。まだまだと思えるから良いんじゃないですか。」この謙虚な答えに目から鱗。今まで観たほとんどのプロフェショナルと言われる方々は、スガシカオのテーマ曲をBGMにご自分の持論を述べるところです。
この神様の店には、毎週末毎に全国から神様の蕎麦を求めて沢山のお客様が押し寄せる。そんな繁盛店を70歳になる今年限りで閉めてしまう。と聞けば余計に食べてみたくなるものです。「9月の連休に広島に蕎麦行こうね。」等と相方と計画していたところ、偶然にも熊本で蕎麦の会がある事を知り、食通の大人女子の理恵さんを誘い即予約させてていただきました。もちろん直ぐに定員に達したようです。
全国で開催される蕎麦打ちの会には赤い達磨号で移動。当日会場に着くとPには赤いワゴン車が横に駐車中。
店の入り口にポスターが。
中では既に高橋さんが蕎麦打ちを開始されていました。
これぞ名人技。生地を1.2ミリの厚さに伸ばす。
幅3.3センチを寸断の狂い無く23回切分ける。
黙々と100名分200枚以上の蕎麦を打ち続ける姿に只々感動です。
本日のおしながき。
KUNI&理恵さんは日本酒片手に付け出しをいただく。
丁度会話も弾んだころ、1枚目の二八蕎麦が登場!
今まで食べたことのない感動の味と食感。
三人で美味しいを連呼。「来れて良かったね。生きてて良かったね。」
蕎麦打ちの本やDVDを沢山出されている高橋さん。前々から蕎麦を打ちたいと言っていたKUNIに本をプレゼント。記念に神様のサインを頂きました。
邦和&邦弘名人。同じ邦でも大違い。
高橋さんの蕎麦の会に初めて参加して、蕎麦の美味しさはもちろんの事、高橋さん自身の温かい人柄を直に感じることが出来た有意義なひと時でした。神様とは?その道の技と人間性全てを「極める」事が出来た方のみに与えられた称号。私も食を造ることに携わる者として、1ミリでも近づける人になりたいと心に誓った夜でした。それにしても高橋さんの手の柔らかさ この感触も忘れられない。。
蕎麦の神様高橋邦弘さんの情報は、 http://okina-daruma.com/
蕎麦の会をはじめ拘りのお酒とワインの店 http://www.araki-vino.co.jp/
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