崎津の隠れ処寿司店。 ”海月” [美味しいお店]
崎津の隠れ処寿司店。”海月”
立春寒波。そんな言葉を先日ニュースで耳にしました。今週末、東京は大雪で、交通網もマヒ状態。昨年の成人の日も東京が大雪で、沖縄に花見に行っていた私は、飛行機の都合で、帰れなかった(羽田便が飛ばないと全国の飛行機が回らない)ことを思い出してしまいました。私のような遊び事であれば「なんくるないさ」で諦めもつきますが、受験や仕事だと話も変わってきます。1時間でも早い普及を願っています。
寒い話ばかりしていると心が寂しくなるので、春を感じた2週前の日曜日を思い出して....。
1月の最終日曜日、約10日振りのお休み。こんな天気の良い日は、少しだけ早起きをして、やっぱり 海へ向います。
ポカポカ陽気で、最高のドライブ日和。海に行くなら「美味しい魚が食べたい!」と相方のリクエストで、お気に入りの店にTELを入れて予約完了。
車で走る事1時間30分。松島の名所には、黄色のじゅうたんが広がっていました。
ここは、すでに春。
まだまだ時々寒くて、コートを手放せない日が続いていますが、この菜の花を見ると春は確に近いようです。
目的地には、更に1時間15分車を走らせて到着。。
ここは、港から教会の見える町”崎津”。
崎津天主堂の中央にある漁村の中道にあるお店。ここが、昨年の12月23日にopenしたお寿司屋さんです。
実は、ここを訪れたのは3回目になりますが、前回12月の16日、牛深での釣りの帰りに立ち寄り、その時はまだ移転したばりで、プレopen状態でした。お店の名前も決まっていませんでしたが、どうやら ”いかり”から ”海月”(くらげ)になったようです。
ちょっとお腹も空いたので、おまかせで握っていただきました。
まずは、サラダと小鉢、それにアオサの汁物が並びました。
お寿司は、アオリにカンパチ、太刀魚が3貫並びました。
店主宮下剛氏の握る寿司は、旬の地魚を使った物がメインで、味も繊細で美味。ここでは、1貫毎に素材の持ち味を生かし細かい工夫がされているため、醤油を使わずに食べれるのも嬉しい。
脂の乗ったハガツオ、〆鯖、青物の切れ端の軍艦巻。「冬は、やはり魚が美味しい」
少し炙った 穴子も
地元で獲れた鯵も。
さっぱり 漬け物も。全て美味。
前回いただいた地牡蠣の吸い物も絶品でした!
今回いただいたお昼のおまかせは、(小鉢2種、汁物、寿司10種位、デザート)で、1680円。 これは安くて旨い。大阪の名店で修業を積んだ ”宮下剛”氏のお店海月(くらげ)の情報は...
http://www.t-island.jp/gourmets/%e6%b5%b7%e6%9c%88
大阪の名残で作った 宮下氏の代表作 たこ焼き風いなりは、何度もメディアに登場。アイディアだけではなく本当に美味しいのです。
もう一つのオススメは、漁協の隣にある。干物屋さん。
宮下氏のお母さんが干物を作っているのです。お父さんが漁師で獲れたての魚を使っているそうです。これも絶品です。
食後、相方はカマスを狙いキャスティング。私は海を見ながら本を読む。それぞれの癒しの時間です。
崎津の海は少し遠いけれど、穏やかな青さに魅せられて時々来てしまいます。美味しい店もできたので、エギング(いか釣り)に夢中だった10年前のように、また、通ってしまいそうです。
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